トップ  >  3分あれば着物美人  >  便利な伊達締め兼用帯板
 ここで、着物の着付けについて、ちょっと一言。
 日本の着物は、洋服に比べてノンサイズで着られることから、自分の体形が変化しても何年でも着られることとか、母娘で受け継いでいくこともできるなど、すぐれた面を持っています。また、「洗い張り」のように解体・リメイクがしやすい平面的な構造も反物の無駄を出さない工夫であり、伝統的に積み上げられた知恵として衣装史研究の上でも高く評価されることが少なくありません。
 でも、それだけに、人が着るのは厄介な面もあるわけです。平面的なものを立体的な人に合わせるわけですから。
 
 大変なのが、着崩れしないように安定させることです。基本的に、腰ひもとか伊達締めを使ってギュッと締めることになります。
 腰ひもは裾を上げて安定させるために結びます。そこで「おはしょり」ができますが、この上からまた、伊達締めと呼ばれる幅広の布を巻きます。これで、襟など上半身の部分が緩ゆるにならず、シャキッと固定されます。
 襦袢の時と着物の時の二回、これを繰り返しますから、腰ひも2本・伊達締め2本と、合わせて4本は補助紐が必要になります。また、襦袢の奥襟をきれいに立たせるためにコーリンベルトで背中の部分を下に引っ張る補助具も必要になります。

 ここで「やさしい襦袢」「やさしい着物」を振り返ってみると、どちらも腰ひも・伊達締めは使っていないことにお気づきと思います。からだを締め付けることなく楽々と着られる上に、立ったり座ったり動き回っても着崩れしにくい構造になっています。

伊達締め兼用帯板で帯を安定

 着物の着付けの最後は、いよいよ帯で華麗な仕上げになりますが、その帯にシワが寄ったりするのを防ぐために帯板を入れます。その帯板と伊達締めとを兼ねたアイテムが「伊達締め兼用帯板」です。
 このタイプの商品は、当社だけではなく、ほかにも製造販売をされているメーカーさんがあります。
  
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京袋帯名古屋帯半幅帯プチO-bi伊達締帯板


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